カリフォルニア州サンタクララ -- 2022年3月8日 -- 自律型重機のリーダーであるSafeAIと、世界有数の多角的請負グループの一つであるMACAは本日、100台の混合車両をレトロフィットするパートナーシップを締結したことを発表しました。オーストラリアにおけるSafeAIのパートナーであるPosition Partnersとともに、両社はオーストラリア最大の自律型重機のフリートを構成し、より安全で生産性とコスト効果の高い鉱山現場を実現します。
SafeAIは、最新の人工知能(AI)を重工業業界にもたらす次世代自律化プラットフォームを構築しました。同社のプラットフォームは相互運用可能で、車両に依存しないため、鉱山会社や建設会社はあらゆるメーカーのあらゆる車両に自律走行技術をレトロフィットすることができます。
高度なマルチモーダルセンサーと膨大なオンボード処理能力により、SafeAI対応機器は、効率的で正確な判断を独自に行い、24時間365日、円滑かつ安全に業務を続けることができます。
SafeAIの創業者兼CEOであるビブラジット・ハルダーは、「鉱業業界では20年以上前から自律走行装置が使われていますが、この技術の最初のイテレーションは、行きつくところまで行ってしまいました。そこでSafeAIとMACAは、次世代の自律走行に全力で取り組みます。この世代はAIを搭載し、汎用性と拡張性があるため、鉱業に有意義な変化を広範囲にわたってもたらすことができます」と述べています。
MACAは急成長している採掘請負業者で、最近130億ドルの案件のパイプラインを報告しましたが、そのビジネスに合わせて拡張できるソリューションが必要でした。SafeAIの相互運用可能なレトロフィット技術は、全く新しい自立型重機フリートへの移行という、時間とコストのかかる作業を強いられるのではなく、MACAの既存の車両を最適化することで、新たな拡張性と汎用性を実現します。
MACAの見積・技術サービス担当ゼネラルマネージャーのシェーン・クラークは「この技術は、当社のビジネス、お客様、業界にとって画期的なものです。SafeAIの汎用性と拡張性の高いソリューションは、現在の業界では他に類をみないもので、現場の安全性、効率、費用対効果に大きな影響を及ぼします。この技術がもたらす多大な効果を目の当たりにしたお客様から、すぐにも導入していただけることを期待しています」と述べています。